20代前半で、うつを発症しました。
そこから何年もの間、病院を変えたり、通院をやめたり、薬を飲まない時期もありました。
「このまま飲み続けていいのかな」
「本当に良くなるのかな」
そんな迷いを抱えながら、はっきりしない時間を過ごしていたと思います。
月日が経つ中で、職場もいくつも変わりました。
人間関係や職場でのいじめ、強いストレスが重なり、
「ここではもう無理だ」と感じて仕事を変えることも少なくありませんでした。
環境を変えれば何とかなる、
そう思って頑張ってきた部分もあったと思います。
ですが、今の職場に入社して3か月ほど経った頃、
適応障害とうつと診断を受けました。
「またか…」
正直、そう思ったのを覚えています。
それからは、薬を飲み続けながら日々を過ごしています。
今は、同じように悩みを抱える方の話を聴く立場として、自分の経験も大切にしながらこの経験と向き合っています。
良くなったり、しんどくなったりを繰り返しながら、
今も決して順調とは言えません。
ただ一つ、はっきり言えることがあります。
私は、
「弱かったから苦しくなった」わけでも、
「頑張りが足りなかった」わけでもありませんでした。
環境や人間関係、積み重なった疲れの中で、
心が限界を迎えていただけだったのだと思います。
この体験があるからこそ、
「うまく言葉にできないしんどさ」
「誰にも分かってもらえない孤独感」
そういったものを、私は軽く扱えません。
今つらさを抱えている方へ。
無理に前向きにならなくて大丈夫です。
答えを出そうとしなくても大丈夫です。
「話してみようかな」
そう思えたタイミングが来たら、
その時は、ここにいます。